こんにちは。
鈴木努です。
この記事では、笠松競馬での出来事を備忘録的にまとめています。
第29回白銀争覇はバーニングペスカが待望の重賞初V
北陸、東海、近畿交流として行われる1400mの重賞競走・白銀争覇が22日のメインとして行われました。
今年は兵庫から4頭、名古屋から3頭、地元笠松勢5頭というメンバー構成。
人気を集めたのは、地元のマラードザレコード
JRA3勝クラスから移籍して今回が2戦目。
移籍初戦の前走内容と中央時代の格を評価され、1番人気になったものかと思います。
2番人気はこれまで重賞5勝。
加藤聡一騎手とのコンビで久々の重賞勝ちを狙うブンブンマル。
3番人気で連覇を狙うサンロアノーク。
そして名古屋記念、梅見月杯と掲示板圏内でまとめてきたゴールドレッグスが続きました。
レースは、外枠から気合をつけて3番手外を取ったバーニングペスカが、さらに外から追い上げるゴールドレッグスとの追い比べを制して初重賞V。
直線では、一旦ゴールドレッグスの方が前に出たようにも見えましたが、ゴール前でバーニングペスカが内からもう一伸び。
最後はハナ差の決着も、バーニングペスカが第29回白銀争覇を制し、これがJRA時代から数えて6度目の重賞挑戦にして初タイトルとなりました。
鴨宮祥行騎手は
「9歳馬で挑戦も限られている中で、結果を出せて嬉しく思います。
状態がとても良かったので、自信を持ってあの位置で競馬して、あとは外からまくられないように、前を捕まえすぎないようにという感じで乗ったんですが、手応えが良くて4コーナー早めに先頭に立ってしまいました。
そこから遊ぶ面を見せたんですが、最後の最後でまた変わってくれて良かったです。
無事に1走、1走いけたら、それだけでありがたいです」
とインタビューで語ってくださいました。
2着、ゴールドレッグスはバーニングペスカの直後、外でレースを進め、一旦は前に出るシーンも作り力を見せました。
3着にはサンロアノーク。
序盤ポジションが取れず厳しい競馬の中でも最後まで脚を伸ばして3着に上がりました。
この開催中、来年度の笠松競馬重賞日程が発表され、オグリキャップ記念が5月23日、舞台を1400mに移すことに。
正直驚きでしたが、同距離の白銀争覇が3ヶ月後の春の大一番にも繋がってくれることを信じています。
渡邊竜也騎手、騎乗機会8連勝達成
水曜日の最終レース後に、渡邊騎手にお話を伺いました。
速報的に上記のポストをさせていただきましたが、ここではその詳細を書いていきます。
-記録が残る範囲での笠松競馬における連勝記録更新への意識は？
渡邊騎手「更新しておきたいという気持ちはありましたが、そこまで過剰に意識するようなことはなかったです。
それ以上に騎乗馬一頭一頭が能力をしっかり発揮できるように騎乗できることが一番大切ですからね。
それがこうした結果に繋がったことはとても嬉しく思います。
連勝を重ねるたび、周りからも声をかけていただいて。
『アンカツさんに並んだ』とも事前に教えてもらいましたが、8連勝目がかかったサトノキャサリンはすごい自信がありました。
レース自体、取りたい位置が取れましたし、馬場傾向も後ろからいってもあまり恵まれないと考えていたので、馬にとっていいレースをすることができて良かったです。
いい馬にたくさん乗せていただいてますし、勝てるなら全部勝ちたいと常に思っているので、これからもやっていくこと自体は変わらないですね
それでも連勝できるとモチベーションは上がりますよ。
連勝中は、周りから、というよりかは自分自身にプレッシャーを与えていって、それに打ち勝てた時に一皮剥けるような感じがします」
-昨年のケガから復帰されてから
「騎乗に影響はないですね。
入院中は寂しかったです…。
顎の骨が折れて、ご飯も食べることができないというか、物を噛むことができなかったので、ずっと鼻から胃に管を直接通してという感じでした。
それでも身体は元気だったので、やることもそんなになくて、病院の中を歩き回ったりとか、荒野行動やってました。笑
やっぱり馬の上が楽しいですね」
と明るくお話ししてくださいました。
騎乗機会連勝記録のお話の中で
「2日目の最終日、5連勝目を決めた時に、鈴木さんの実況も聞こえていたので」
とも言ってくれました。
なんかねーーもーーー大人気ないんですけどお、
そういうのめちゃくちゃ嬉しくなっちゃいますよね。
おちゃらけるのもほどほどにします。
結局、渡邊騎手はこの開催16勝。
あっという間に通算800勝まであと11勝に迫りました。
騎乗機会連勝記録を今後ご自身で塗り替えることにも期待しましょう！
コメント