もう2025年の1月が終わるとか嘘でしょ。

日記

久しぶりにブログを更新します。

体調崩したり、心に余裕がないなと思っていたらあっという間に今月が終わってしまいました。

今週は、金盃の実況をさせていただきました。

社では、実況する人間とフォロー役の人間との二人でレースにあたるのが基本の形で、二人共入線順を書き、示し合わせを行うことで間違えがないかを確認しています。

入線順は「馬番」を書いて、我々はこれを「着を取る」とか、そのものを「着」と呼んでいるのですが、金盃における自分の「着」を見たところ

一番左(1着)の文字が本来の12という数字ではなく、キリンジの「キ」になっていました。

こんなことある?笑

よっぽどキリンジの強さに興奮したのか。
こんなことは、はじめてでした。

正直、元日もとい大晦日から体調が悪かった

2024年の大晦日、南関東競馬の最終レース。

そして2025年の地方競馬最初のレースを実況させていただくという、社的にはかなり名誉でもう二度と両方やれることはないだろうと思うような役回りを与えていただいたのですが、1月1日の晩から本格的な体調不良に。

39℃をいったりきたり、もうタヒぬのかなと思うくらいの悪寒、神経痛。

翌日に休日診療へかかったものの、私と同じような方々で溢れかえっており、まさしくそこは「地獄絵図」という言葉がふさわしい光景が広がっていました。

結果的には流行りのインフルエンザやコロナウイルスへの罹患も認められず、大人しく症状が治まるまで療養へ。

ですが、翌日から喉鼻が一気に荒れてしまい、声もまるで出ない状況になってしまったので、笠松の出張前に再び病院へ。

そこで強めの薬を処方してもらうことで、なんとか仕事には間に合わせることができたといった感じでしたが、そこから今月下旬まで体調が整わない日が続いていました。

年始から本当にツイていないというべきか、それともこれで憑きものが取れたと思うべきかは心の持ちようかなと思っています。

思えば、大晦日に実況したレース数を勘定して、その数を目にした途端に身体から疲れがドッと飛び出してきました。

レースだけではなく、そのほかにもやらなければならないことがあったりする中で、自分の気持ちを奮い立たせてなんとか乗り切るみたいなこともあったので、その反動もあったかもしれませんね。

皆さんにお伝えしたいことは、正月の休日診療は本当に地獄なので、年末年始は体調をしっかり整えてください。お願いします。ということです。

本当に今回の自分のような思いをする人が一人でも減ってくれることを願います。

心の余裕は常に持っていたい…

体調を崩したという話を最初にしましたが、身体だけではなく、気持ち的にも余裕ないなあ…
と自分に対して思うことがここ最近は多々ありました。

公私ともに様々な経験をさせてもらえることは、心から大変名誉なことだと思っています。

経験をすることで、一つまた一つと今までの自分にはないものが積み重なっていくのは、人生のチャンス拡大。

でもそれには苦しさも伴うものですね。
最近は悪夢を見ることも多く。

人に刀で切られる夢を今朝は見ました。
いっそのこと何かバッサリ切り離したいのか、切り離されたいのか。

そんな中、仕事の兼ね合いで2週間ほど実況から離れていましたが、その間に心配の連絡をくれた方には感謝しています。

というか、よく人が喋っているとか喋ってないとか気にしてるな、と感心します。

一方で今週から実況復帰したら、「うるさい」とか「耳障り」と通常営業な感じのご意見もいただきました。

声質は変えられないんだ。ごめん。
それと人を変えようとする前に、自分が変わろうとするほうが簡単じゃないかな。

それこそ心労につながるので、目に入れないようにしていますが、SNSでも人に対し非難の言葉を浴びせる人の多いこと…。

ただ強い言葉を使う人に限って、対象への理解がなかったり、不勉強者だったりするから不思議です。

何か問題を見つけては、自分の意見に正当性がある、正義であると時間をかけず安易に思い込んだときこそ人は一番残酷な言動を行い、ゾンビのような存在になってしまうのではないでしょうか。

幽霊より人のほうがよっぽど恐いし、ゾンビのいる組織はもっと恐ろしい。

指導するということの難しさ

昨夏より私にも後輩ができまして、実況に向けて鋭意練習を重ねているところです。

「お前が指導すんのかよ。頼りない」と思われた方、大丈夫です。

実況の指導は、先輩方とみんなで行っています。

まあ、ぶっちゃけた話「面倒みてやってね」と言われたときは、

えーん、教えられまてぇーん(;;)

と思ってました。

正直今でも上手く教えられているだなんて感覚はなく、一生懸命後輩くんが付いてきてくれていると言ったほうが正しいと思います。

ただ教える立場になると、自分では今まで経験することによって養われる勘だな、と思うような部分でも意外と理論立てて言語化することができたり、新たな発見もあります。

しかし、それを的確なアドバイスとして伝えることができるかというと、またそこが難しいところで…。

誰か競馬実況の教科書とか作れよ…とか思ってしまうんですが、さすがに需要がなさすぎますかね。笑

仮に教科書を作るとすれば、過去のビッグレースからの名実況、ここが素晴らしかったよねというシーンの寄せ集めになるだけになるのがオチかなと。

個人的に最高のお酒のアテにはなりますが、結局それは普段の平場戦から使えるような知恵にはなりません。(まあお酒とか一切飲まないので、アテとかよくわからないんですが)

また「表現」なので、間違いなくこれが正解というものがない点も難しいところです。

好みの問題なので、個々人で「No.1」が異なります。

ですから基礎基本を固めたあとは、ファンの方々の方向を見つめながら、いかに自分の好みを個性として詰め込んで、分かりやすい表現として実践に落とし込んでいけるかが、成長のカギなのかなあとぼんやり思います。

ちなみに、私は人のフレーズ等は「良い」と感じたものは、そのまんまお借りしたり平気でしますし、これまで何度もしてきました。

「学ぶ」は「真似ぶ」から派生している言葉ですし、マネされる側は圧倒的な勝者ですからね。

もちろん真似や拝借する際は、最大限のリスペクトを籠めて使用することが大前提です。

狭い世界ですが、それでも数々の喋り手が存在してきているので、色んな人の実況を聞いて、それを自分のオリジナリティとして賢く発信できるようなアナウンサーになってほしいなと彼に対しては思います。自分もその道半ばですが。

デビューした際には、温かい耳で聞き守っていただけますと幸いです。

2025年の目標

もう年始から体調を崩して心から思いましたが、今年はずっと元気でいること。
これに尽きると思います。

元気がないと働けないし、気分良く休日を過ごせないし、人には要らぬ心配かけるし、お酒も飲めなければ、夜遊びもできないし。

まあ、お酒は飲まないし、夜遊びもしないので後ろの2つはもう全くもって嘘なんですけどね。

あとは二日酔いにならないこと。

お酒飲まないので、なりようがないんですが。
なのに今年既に1回なってる。

こわいなあ~ホラーですねぇ~。

でも真面目な話、人様に迷惑をかけるようなことはないようにします。
それが当たり前。

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